2018年11月07日
新加入スタッフ! まさかのあの人が…

ANOTHER DOOR オーナーの結城です^^
新しいスタッフが入りました!

しばらくSLをお休みされていましたが、リハビリ復帰しているところをつかまえてスタッフに引き込みましたw
ご存じの方も初めてお話されるという方も、ぜひご来店くださいませ^^

ANOTHER DOORには、すりんく、とびナビからお越しください^^
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■電子書籍も刊行中です。
よろしくお願いいたします^^
ローズ: アロマキャンドルの妖精
・内容紹介
アロマキャンドルに火を灯すと現れた妖精ローズ。可愛らしい外見と裏腹な言動に振り回される主人公。そんな二人の週末のお話です。
※本文より
と、そのときでした。ふと何かの気配を感じてキャンドルの方に目を向けてみると、炎のちょっと上の方に10センチくらいのぼうっとした白い影が浮かんでいるのです。
影は煙のようにふわふわ漂うように炎の上にありました。じっと見ているとだんだん輪郭がはっきりしてきて、妖精のような女の子の姿が見えてきたんです。
わたしは思わず、フッとキャンドルを消してしまいました。
するとその影も炎といっしょにフッと見えなくなってしまいました。
なんだったんだろう。
キャンドルの明かりだけにしていたバスルームは、窓の外から入る街灯や近くのビルの看板などのぼんやりとした光だけで、ますます不気味な雰囲気になってしまいました。お湯に浸かっているのに背筋が一瞬ゾッと冷たくなるのを感じました。
けれど、まさかキャンドルの炎から妖精があらわれるわけはないと思い、もう一度キャンドルに火を灯してみました。
暗いバスルームに目が慣れてしまったせいか、キャンドルの明かりだけでもずいぶん明るく感じます。
息をするのもためらいながらしばらくキャンドルを見ていましたが、さっきのように何かが現れるということはなく、やはり気のせいだったんだと思い、わたしはまたゆっくりと入浴を楽しむ気持ちになっていました。
バスタブの中で体の力を抜き、目を閉じて、キャンドルの香りを吸い込みながらリラックスした気持ちになっていると、突然女性の声がしたんです。
「ちょっと、さっきのはなんなのよ」
びっくりして目を開けると、キャンドルの炎の上に、また妖精が浮かんでいました。
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