2018年11月04日

キャラリー常設展開催中

 ANOTHER DOOR Gallery LoungeBar はマンガや小説、出版物の表紙画像を展示するギャラリーが施設の中心になっています。
 MANGA ART GALLERY in SUZUKAZE-YAがその母体です。

キャラリー常設展開催中

 今月は常設展として過去に展示してきた作品を1~3階、SKYの別館で展示しています。

キャラリー常設展開催中

キャラリー常設展開催中

キャラリー常設展開催中

 1、2階は少女マンガ。萩尾望都、竹宮恵子、倉多江美、名香智子、高橋たか子、奥友志津子、文月今日子、里中満智子、河あきら、など。

キャラリー常設展開催中

キャラリー常設展開催中

 3階は少年マンガ。桑田次郎、松本零士、板橋しゅうほう、ジョージ秋山、水木しげる、など。

 SKYは…お・な・の・し・み・にね^^

キャラリー常設展開催中

 ギャラリーは24時間開放しておりますので、すりんくに表示されていないときでもお気軽にご来店ください^^

 ANOTHER DOORには、すりんくとびナビからお越しください^^

********************

 電子書籍も刊行中です。よろしくお願いいたします。

ANOTER REALITY: 仮想空間Second Lifeから

・内容紹介
仮想空間Second Lifeをテーマにした作品です。
二部構成になっており、第一部はSecond Lifeをご存じない方のための入門(説明)的な内容になっています。
第二部ではSecond Lifeにログインしてくる人々やその世界を主人公が考察していくといったものになっています。
とくにアバターに対するユーザーの思い入れや、ネットやSecond Lifeへの依存に関して考察しています。
400字詰め原稿用紙201枚。

※本文より
「SLにしても、2007年の日本語版スタートの時点であれだけ爆発的にユーザーが増えたものの、残っている人が半分以下っていうことを考えると、本質的にこの世界を楽しく感じる人の割合がそれほど多くないということなのかもしれないしね^^;」
「それはあるかもですね。もっとも2007年当時は広告代理店の戦略で、SLでビジネスができるって触れ込みがあってユーザーがなだれ込んできたっていうのもあったけど」
 真奈美さんが言うように日本語版スタート時点では仮想空間を楽しむことより、仮想空間をビジネスに利用しようというユーザーも多かった。もちろんそれ自体は間違ってはいないのだけれど、誰もが気軽にSLにログインしてくることを前提としていたビジネスモデルが間違っていたといえるだろう。逆に言えば家庭向けPCの性能が上がった今こそ、当時やろうとしていたことが実現できるのかもしれない。
 とはいえ、いまさらSLでそれをしようという企業ももうないのだろうし、多くの人がSLにログインしてくるという状況ではもややない。
「ボクみたいに何年もブランクがあっても問題ないゲームなんてあんまりないと思うんだけどなあw」
 りょうさんが自嘲気味に言った。
「そうですよね^^」
 そうわたしは答えたが、SLをゲームと称することには抵抗もある。ゲーム性のない世界であることはもちろんだけれど、「ゲーム」と言うことでSLの印象に誤解を与える気がするからだ。ビジネスとしてSLを利用しようとして失敗したのと同様、ゲームと勘違いしてはじめたものの、楽しみ方がわからずに去っていったユーザーも少なくないと思っている。
「でも、SLってゲームとは違いますよね^^ なんていうか、文字通り第二の人生みたいな感じで^^」
 すずさんだ。
「確かにそうだけどね。まあゲームで言うなら生活系っていうのかな。そういうジャンルだろうね」
 りょうさんが答える。
「生活系といえば、たしかにそうですね^^」今度は真奈美さんだ。「でも、あやさんもそうでしょうけど、わたしはコミュニケーションツールと思ってますよ^^」
「うん、コミュニケーションツールというのはわたしもそう。アバターがあるからゲームという印象が強いのは仕方ないと思うけど、わたし個人は現実の延長線上なんだよね。SLって」
「それはわたしもそうですね」
「うん、わかります」
 真奈美さん、すずさんがほぼ同時に言った。
「ここはネット上の仮想空間だし、アバターもただのデータでしかないわけだけど、いまこうしてみんなと話していること自体はまぎれもない現実なわけで、LINEやSKYPEと同じだよね。そこにアバターが存在しているということだけで、現実味のない世界と切り捨てるのは違うんじゃないかと思う」
「なるほど」りょうさんはそう言ってから続けた。「そう言われてみればたしかにその通りだね。アバターがあるからこそのSLだと思うけど、それが逆にリアリティを拒絶する結果を招いているような気がする」
「なるほどです」
 すずさんだ。
「SLの外から見るとそれもひとつの見方になるんだろうね。でも、アバターナルシズムのようにSLユーザーにとってはもうひとつの現実のように感じられる重要な要素にもなってるからね。矛盾した要素を併せ持っているなんて、現実の人間みたいで面白いと思わない?w」
「あやさん得意の考察ですね^^」
 真奈美さんが言う。
「なるほど。って納得させられちゃうからなあ、あやさんのそういう意見w」
「ですね^^」
 りょうさんの言葉にすずさんが同意する。
 いずれにしろ、アバターを操る現実の人間がいるからこそのことであり、アバターという器に自我という魂を入れることで成り立つ考察でもある。
 けっきょくわたしにとって仮想空間Second Lifeというものは、現実世界と地続きの、日常生活の延長線上だというのが結論になるのかもしれない。

 ご購入はこちら。Amazon Kindle

キャラリー常設展開催中



同じカテゴリー(ANOTHER DOOR)の記事画像
イベントスケジュール/12日はDJ Roxy!
日本回遊会について
新人スタッフ入りましたよ!
昨夜はありがとうございました!
今夜22時、DJらん乃のエレクトロ・スウィング!
DJらん乃 11月28日(水)22時スタート!
同じカテゴリー(ANOTHER DOOR)の記事
 イベントスケジュール/12日はDJ Roxy! (2018-12-05 21:35)
 日本回遊会について (2018-12-01 10:12)
 新人スタッフ入りましたよ! (2018-11-29 23:49)
 昨夜はありがとうございました! (2018-11-29 12:43)
 今夜22時、DJらん乃のエレクトロ・スウィング! (2018-11-28 13:30)
 DJらん乃 11月28日(水)22時スタート! (2018-11-24 04:14)
Posted by YOUKIAya at 16:25│Comments(0)ANOTHER DOOR
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。